小出農場とは
新潟県妙高市の妙高山のふもとで、家族でお米作りをしています。冬の間にじっくりと土作りをして、春がきたら籾を播いて苗を育て、田植えをします。夏に、すくすく育つ稲の合間をぬって、田んぼの中を歩き、雑草を抜いて、稲の様子を見ながら世話をして育てたお米……。秋には、豊かに実った稲穂に感謝しながら収穫しました。
収穫した後は、自社の低温保存庫にて温度と湿度を管理して、お客様にご注文いただいてから、室内で米粒の選別・精米・梱包を行い、鮮度のよいお米をお届けしています。お米のことでご質問や不明な点などありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
水・土・太陽の恵みがぎゅっと詰まったお米には、栄養と生命力が満ちています。炊きたてごはんで、おなかの中からあったまってください。お米の一粒一粒が、心と身体を元気づける一助になれば幸いです。
小出農場の安心安全宣言
残念ですが日本の農業は食べる方(消費者)に真正面から対話をしていないのが現実です。美味しくても曲がったりでこぼこだったりする野菜は店頭には出ていません。お米も例外なく、純生産地100%が市場価格を落とすためブレンドされていることも事実です。もちろん全てがそうとは言いきれません。今農家は一生懸命勉強しています。食べられるお客様(消費者)が何を要望し、何を期待しているのかを……。
小出農場の特徴
Feature
01 自然に恵まれた大地と妙高山
小出農場から見た妙高山です。妙高山に冬に積もる雪の積雪は5m以上ともいわれており、妙高山から流れ出る天然湧き水は、私たちの作る田んぼに流れてきます。夏場、田んぼに入る用水には冷水が流れてきています。美味しいお米作りには夏場の冷水が必要になります。
02 雪が土地を休め肥えた土質
妙高は有名な豪雪地帯です。その雪が妙高山からのミネラルを十分吸収しつつ、何年もの歳月をかけ豊富な地下水として田んぼを潤わせます。自然環境は昼夜の温度差が極めて高く、この天然水で育ったお米は美味しいお米の生育環境を全て整えます。
03 自然豊かな土地が毎年山菜を育てます
長かった冬の終わりです。雪が解けて土が見えてくると山菜が顔を出します。自然豊かな妙高村では、ふきのとう・ふき・ここめ・竹の子などが自然に生えてきます。
04 有機肥料(ヌカ等)を豊富に与えた安全な田んぼ
有機質の肥料「ヌカ」を大量に播きます。「田んぼで収穫されたものは田んぼに戻さなくてはいけないのでは……」と思っています。
もちろん、有機質の肥料を使うことでお米の甘さ・輝き・香りが格段に変わってきます。農家では、88の手間をかけてお米になると昔からいわれています。手間をかけただけ美味しくなるのであれば、小出農場は手間を惜しみません。しかし、天候によっても食味は変わってきます。そこで私たちは「人事を尽くして天命を待つ」を合い言葉に、毎日田んぼに出ています。
もちろん、有機質の肥料を使うことでお米の甘さ・輝き・香りが格段に変わってきます。農家では、88の手間をかけてお米になると昔からいわれています。手間をかけただけ美味しくなるのであれば、小出農場は手間を惜しみません。しかし、天候によっても食味は変わってきます。そこで私たちは「人事を尽くして天命を待つ」を合い言葉に、毎日田んぼに出ています。
05 農薬を極力控えたため増え続ける虫たち
農薬を最小限に抑えているため、田んぼの中に微生物が増えてきています。
写真は蛙の卵です。田植えをしているとあちらこちらで見られます。他にもタニシ・トンボの幼虫・ミミズなどは田んぼを害虫から守ってくれる大切な虫です。
農業から環境を考えて、今日も皆様に安心・安全なお米を妙高の地からお届けしています。
写真は蛙の卵です。田植えをしているとあちらこちらで見られます。他にもタニシ・トンボの幼虫・ミミズなどは田んぼを害虫から守ってくれる大切な虫です。
農業から環境を考えて、今日も皆様に安心・安全なお米を妙高の地からお届けしています。
06 農薬を極力抑えると田んぼに雑草が生えます
田んぼに農薬を極力撒かなくすると田んぼに雑草が生えてきます。緑色をしているものが稲です。少し色が悪くなっているものが雑草です。「そんな雑草なんて気にしなくてもよいのでは………」とほとんどの方が思われているのではないでしょうか?私も最初は思いましたが、秋になり収穫すると一目瞭然、雑草に養分を吸われて稲が成長できないのです。どんなに肥料を上げても雑草が大きくなるばかり、今の農業は雑草との戦いです。雑草を知ることから始まり何とか雑草の成長を遅らせ、大きくしないようにすることで農薬を最小限に抑えられるのです。
07 畦は草刈り除草剤を使いません
私たち小出農場では、田んぼの中だけではなく畦にも気を使います。田んぼには除草剤を使わないのに、畦に除草剤を使う人が多く見られます。私たちの田んぼの畦は、全て草刈り機を使って草を刈っていきます。1年の作業で3~4回ほどの草刈りをします。夏などは、このように笠をかぶりながらでないと熱くて大変なことになってしまいます。
08 妙高村の綺麗すぎる水
妙高村の水は清らかさが特徴で、綺麗な水でのみ育つ水芭蕉・ワサビなどが自然に生えています。小出農場の田んぼに入る水は一番水です。山から流れてきた水を一番に入れることができます。通常平らな水田が広がっている景色の所は、私たちが使った水(排水した水)を使っています。温水のような水でお米を育てている地域がほとんどなのです。山間地にのみ許された最高の宝物です。
09 動物たちも安心して住んでいます
田んぼの畦などを歩いていると、このような「鴨の卵」が見られます。他にもイタチ・テン・タヌキ・キツネ・シカ・クマなども見かけます。
さすがに動いている動物を写真に撮ることは難しいですね。クマなどは結構頻繁に現れてくるので「またか」という感じで連絡をしないのが妙高流です。
ちなみに田んぼの水見をしていると、人間の手より大きく人間の足より小さいこの足跡は……。よく見ると足跡に強くえぐられた爪の跡が……。人間も動物も伸び伸び暮らせる所です。
さすがに動いている動物を写真に撮ることは難しいですね。クマなどは結構頻繁に現れてくるので「またか」という感じで連絡をしないのが妙高流です。
ちなみに田んぼの水見をしていると、人間の手より大きく人間の足より小さいこの足跡は……。よく見ると足跡に強くえぐられた爪の跡が……。人間も動物も伸び伸び暮らせる所です。
10 低温倉庫に四季を通し食味を落とさないための品質管理
ここが低温倉庫です。1年を通して18度に設定されています。お米は暑い所で保存しておくと、玄米で保存しておいても芽を出そうとします。逆に寒すぎると冬眠しようとしてしまいます。どちらもお米の品質を低下させ食味も落ちてしまいます。お米によい環境を作ってあげるのも私たちの仕事です。
11 安全精米精米後即出荷体制による食味の安定
精米機です。ここで玄米から白米に精米していきます。もちろん胚芽米もできます。皆様からご注文をいただいてから低温倉庫からお米を持ってきて精米しますので、精米後2日で皆様の食卓へお運びしています。人間の目で見て長年の経験から白米度を決めていきます。機械の力も借りますが、最後は経験がものをいいます。
12 近代機器による不純物の除去徹底的な品質の確保
精米後お米に混じっている石などを分けます。この石抜き機で合計2回(玄米で1回、白米で1回)かけます。妙高地域は田んぼに石が多い地域なので、細心の注意をはかり石抜きを行います。他にもお米に色がついているお米を「はじく」機械も設備してあり、皆様にお届けするお米に不純物など紛れ込ませないような機械を用意しています。
13 完全梱包による流通不安の解消と安心パック
いよいよ発送です。お米専用袋に入れてお届けします。お米と一緒におばあちゃん特製の品を入れさせていただいています。少量ではございますが毎回違う品物を、と考えています。自信をもって妙高の地から皆様にお届けします。
交通アクセス
〒949-2235 新潟県妙高市大字関山1768-5