妙高 春の山菜特集     こごめ

 アクや臭みがなく、ゼンマイやワラビのように手間がかからないおいしい山菜です。シダ類にはめずらしく綿毛も鱗片もかぶっていないので、若芽のときからきれいな緑色をしています。日本全国に分布しますが、特に東北地方に多く、日常的に利用されています先端が巻v)て出てくる若芽の頃が採取時期。関東以南では4月頃、東北北海道では5月が旬ですが、残雪が多い所では6月に入っても採取できます。1枚の葉が、先端から根元まで均整のとれた羽状をしており、生長するとソテツに似ているところから名づけられましたが、山菜としては「こごみ」という名称のほうが有名です。これはおもに東北地方での新芽の呼び名で、新芽がくるくると巻いて、前かがみにこごんでいるように見えるからです。
ワラビを食べないアメリカでも、クサソテツだけは食用にされています。姿が美しいため、鑑賞用に庭に植えられることもあります。

食べ方

ワセがないのでそのまま調理できるが、一度熱処理をしたほうガよい。塩をひとつまみ入れた熱湯でさつとゆガく。冷やしてサラダや和え物、菰差しなどに利用する。
マヨネーズで和えてよし、花カツオと醤油でさっぱり食べてもおいしい。生で使うなら、煮物、揚げ物などにもできます。

■こごめのピーナツ和え■

ピーナツの薄皮をとつてすり鉢ですりあろしたものに、短、砂糖を荒ぜ、だし汁あるいは日本酒を少し加えとろりとさせる。さっとゆでたこごめの水気をしっかりしぼり、食べる直前に加えます。
ピーナッツのかわりにくるみを使うと味は絶品です。