2001年1月号【4】
雪国の生活、楽しみ方

シミ大根

穴を掘って野菜を保存します。
雪の成分を十分に吸った野菜は春には
よりいっそう旨みをまし雪の下から出てきます。
妙高では4ヶ月間雪と生活しなくてはいけません。
その為昔から妙高では雪との生活をこのように楽しんでいます。
採れた大根の皮をむき、茹でて糸を通し家の「のきば」(周りと言う意味)
に吊し一冬、雪に合わせると春には立派なシミ大根の出来上がりです。
シミ大根は水分が無くなっている為、味噌汁に入れると「ふ」のような
感触を持ち味噌の味を吸って美味しくなるのです。
「昔は食べ物がなかっただろ。だしけ、それを田植えまで
保存しておいて田植え煮物として、手伝いに来てくれた人に
振る舞ったもんだわ」とおばあちゃんは言い昔を思い出して久しぶりに
シミ大根を作ってくれました。
春にはシミ大根を食べた感想を書きたいと思いますのでお楽しみに!