関山神社

 関山神社関山駅から西ニ約1.2km付近の関山集落にあります。
奈良時代の和銅元年(708)裸行上人の創建と伝えられています。以来、妙高山を霊山と仰ぐ修験道の道場として繁栄してきました。

 鎌倉時代は木曽義仲、戦国時代には上杉謙信の厚い尊信を受けましたが、御館の乱(1578)の戦火で焼け、一時衰退しました。
江戸時代の初期に俊海大僧都が入山して再興し、徳川家光も朱印100石を寄せて保護しました。
 当時関山大権現と呼ばれていましたが、明治維新の神仏分離で別当の宝蔵院が廃され、関山神社と改称されました。

 社宝には、朝鮮半島空の渡来品で7世紀ころの作といわれる、県の指定文化財の銅造菩薩立像があります。
 境内の南にある妙高堂には、木曽義仲が妙高山頂に祭ったと伝えられる、鎌倉時代末期の木造阿弥陀如来像を中尊とする三尊像が安置されています。秘仏とされていて年に1度、妙高山の山開きの7月1日にだけ開帳されます。

 妙高堂覆堂には、平安末期から鎌倉時代の二十数体の、下半身を地中に埋め込んで立てた石仏が並んでいます。
「植込式」と呼ばれる石仏で、もと妙高山の登山道沿いに散在していたものを集めたもので、関山では「ミロクさん」と呼ばれています。大きいものは、像の高さが1.31mあります。

 7月17・18日には、修験道時代のなごりを残した火祭りが行われ、参拝客で賑わいます。