妙高山
標高2454m・北緯36度53分24秒・東経138度6分58秒
村の南西部にある、妙高火山群の中心となる複式コニーデ型の休火山です。
新第三系を基盤として古妙高火山、その大半を覆って新妙高火山形成され、その形成期には前山(1900m)・赤倉山(2141m)・三田原山(2300m)・大倉山(2100m)・神奈山(1909m)を外輪山とする直径約3kmのカルデラが、ついで最高峰を構成する中央火口丘が形成されました。
 地質的には輝石安山岩・集塊岩・火山砕屑などらからなり、山頂には不完全ながら爆発火口跡が残っています。

 カルデラ内の北寄りに長助池、西側に大正池と呼ばれる二つの火口原湖があり、北東の田切川(たぎりがわ)筋に北地獄谷、南東の白田切川(しろたぎりがわ)源流渓谷中に南地獄谷と呼ぶ温泉湧出地があって、妙高高原の各温泉の源流になっています。

 山名は、仏典の須弥山(しゅみせん)を妙高山ということにちなんでいます。また、美しい円錐形の山容から、別名越後富士ともいわれています。
 和銅年間(708〜715)に開山され、中世には修験者の行場として栄え、信仰登山が行われました。山そのものもかつては関山神社(妙高村)の社領でした。

 山頂からは、佐渡島や浅間山、南北アルプス、戸隠山、黒姫山など広い眺望を楽しんで頂けます。
登山道は燕温泉から北地獄谷を遡行するのが一般的と言われていますが、池の平赤倉温泉からも開かれています。しかし、健脚な方向きで、山開きは7月1日です。