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修験道のなごりを多く残した、毎年7月17・18日に催される関山神社の大祭を俗に火祭りと呼びます。
仮山伏による棒術と松引きの行事が特徴です。棒使いは、山伏姿の村の若者(仮山伏)が太刀・槍・薙刀を用いて武技の型を演じます。
松引きは、朴(ほう)の小枝に扇形の「オノサ]、その下に「コノサ」と呼ぶ幣を取り付けた若松に、火打ち石の火をつけて祝い歌を歌いながら境内を引き回す神事です。南の方が早く燃え出せば豊作、北の方だと不作といわれています。
なんぼいさんは妙高山信仰の山登りで、かつては頚城郡以外の刈羽・古志・魚沼さらに信濃からも登山者がありました、毎年7月22日の朝、「南方登山」と書いた鉢巻きをして倶利加羅不動尊の旗を先頭に、法螺貝を吹き和讃を唱えて妙高山に登ります。
登山の途中必ず関山神社に参拝して、その日は燕温泉で休みます。23日の午前0時起床、山頂で御来光を迎えてから下山します。一団が唱える和讃の段落ごとに「南方皇産霊二柱」が入っているため、「なんぽうさん」がなまって「なんぼいさん」になったといわれています。
また、関山神社は竜の胴体に当たるそうです。
戸隠山の九頭竜と同様、妙高山も頸城平野を潤す関川の水源であることから、雨の恵みと豊作を願っての妙高参りが昔から盛んだった。現在は上越市本町1の春日神社の氏子が行っているのみ。
妙高詣は「なんぼいさん」と呼ばれ、妙高山信仰の山登りで、かつては頚城郡以外の刈羽、古志、魚沼、さらに信濃からも登山者があった。毎年7月22日の朝、「南方登山」と書いた鉢巻きをして法螺貝を吹き、和讃を唱えて妙高山に登る。登山の途中には必ず関山神社に参拝する。この妙高参詣に持っていく旗には剣に巻き付いた竜が描かれている。
現在唯一「なんぼいさん」の習慣が残っている春日神社の大島義博宮司は「旗に描かれた竜は倶利伽羅梵天で、謙信が信仰していた不動明王の化身。九頭竜信仰とは別」と話す。妙高山のふもとの関山神社にも、謙信から下賜された登り竜と下り竜を描いたビロードの布が安置されている。これも不動明王の化身と伝えられる。
また関山神社の氏子総代を務める漆間清さんによると「たしかにこの神社が戸隠からつながる竜の胴体だという話は昔からあるが、『なんぼいさん』の竜旗と関係があるのかどうか」と首を傾げる。
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