お米が皆様に届くまで
米は色々な人の手を渡って皆さんの食卓まで届きます。お米は日本の国にとってとても大切な食料です、明治維新後国をあげてお米が不足しないように色々な方法を考え仕組みを作ってきました。その時代時代の状況によって多少変わって来ましたが、基本は変わりません。
それは (1)主食である(2)自然環境によって収穫量が安定しない(3)地域格差がある(4)保存がむずかしい等々の理由から国は法律を作ったり、とてつもないお金で設備をつくったりして日本の国民がご飯を公平に毎日安心して食べられるように仕組みを作ってきたのです。
でも近年は品種改良や肥料開発そして田畑の改良・機械化が進み、気候風土が違ってもかなり多く収穫できるようになりました。それによって毎年お米が余るようになってしまったのです。特にこの20年間は豊かな社会が出来あがり単にご飯が食べたいということより、美味しく安全なご飯を期待されています。そんなことから始まったのが自主流通米と特別栽培米という仕組みです。農家の人が直接食べる人やスーパー・お米屋さんに販売することが出来るようになりました。
海外からもお米が輸入できるようにもなりました。消費者重視の市場になったのです。
でもまだまだ色々な問題が残されています。安全な食べ物・地球環境を守る農業等・・・・
私たち農家も皆さんに直接お米を販売してみて、努力不足も感じました。
国も農家もこれからの時代にどのようなお米作りと流通がよいのかを考える時代がやってきています。
でも一番大切なことは、お米と水だけが今の日本の国で100%自給できるものなのです。
電気や豆腐すら石油・大豆の輸入が無ければやって行けないのです。