古い着物は、しみや汚れの他に肩の日焼けにも注意します。また、見た目に傷んでいなくても、ひざや裾などのカのかかる部分や衿は、布地を縦横に引っ張って弱くなっていないかを確認します。

しみ、汚れ、傷みの部分を避けて型紙を置きます。避けられない場合は見返しや縫い代部分にもってきたり、着用した時に一番目立たない場所を合わせます。
耳つれの心配はありませんので、そのまま縫い代に使用できます。
●型紙をすべて配置してから裁断
柄合わせをしたり、また、布の用尺に制限があるので、型紙をすべて配置して裁ち残しのないことを確認します。見返しなどの裏側にくるものは、横地で裁ったり、おくみを利用したり、別布を使用するのも良いでしょう。

縫い目をほどいて一枚の布として扱います。ほどく時は、衿、袖、おくみをはずし、それぞれの縫い目をほどいていきます。
古い着物は縫い糸が長い間に布になじみ、糸のすべりが悪くな・つているので、絶対に引っ張っぱたりしてはいけません。小ばさみかリッバーで一目か二目ずつ糸を切り、布地を傷めないように丁寧にほどきます。
袷の着物は、裏布(胴裏と裾回し)でブラウスなども出来ますので、ほどいておきましう。

へらまたはチャコで印をつけまサ。ウール地や傷みやすい布地には、切りじつけをします。また、ダーツ、ポケット、ボタン、あき止まり、、かどなどには、必ず切りづじつけか縫いじつけをしておきましょう。


布地の状態や洋服になった時どのような方法でで洗濯するかによって、ドライクリーニングか水洗いかを決めます

フォーマルドレスや外出着として着用する場合、縮み・変質・色落ちなどで水洗い出来ない場合や、傷みのひどいものはドライクリーくニングに出します。

普段にも手洗いや、洗濯機で洗って着用する場合。ただし、縮み・変質・色落ちなどのひどいものは避けます。水洗いする時は、漂白作用のない中性洗剤を使用し、まずは掛けなどで試し洗いをします。
長時間水に滞れた状態にしておくと、色移りすることがあるので、すぐに脱水して、竿にかけて陰干しをし、生乾きのうちにアイロンをかけます。
脱水機収かける時は、たたんで10秒くらいの軽い脱水にします。またデリケートな布は脱水せずにそのまま陰干しする場合もあります

●アイロンだけで整える場合
布地の状態が良く汚れのない場合は、縫い目や折り目を取る程度にドライアイロンをかけ、布を整えます。この場合、洋服に仕立ててからのお手入れ方法として、ドライクリーニングに出します


洋服地と同様に、布地の厚さに食わせて選びます。針目は2ミり程度が目安です。

薄い布で縫い目がつれる場合、ハトロン紙を敷いて一緒に縫います。
部分的に水をつけると、一度水洗いした布でも水じみが出来ることがあるので、必ずドライアイロンにします。縫い代のあたりやアイロン光りが出ないように当て布の上からけます。

●綸子などの薄手の布
■針7・9番■糸60・90番ポリエステル系■糸調子 やや弱め
●紬などの中間から厚手の布
■針9・11番■糸60番ポリエステル系■糸調子 普通
●帯地などめ硬い布
■11・14番厚地用の針■糸60番ポリエステル系■糸調子 普通
●木綿・麻など
■針9・11番■糸60・90番ポリエステル系■糸調子普通


和服地には綸子のような柔らかい布から、紬のように張りのある布、帯地のように硬い布といろいろあります。また、織り目の観け布から緻密な布と、それぞれの素材に合ったデザインを選びます。
和服地は、36cm幅(並幅)と洋服地た比べてかなり狭くなります。また、一度着物として裁ってあるものは長さにも制限があります。布暗に入らない場合は切り替え線を入れたり、別布を使ったりしますが、いずれの場合もデザインの一つとして考える事が大切です

最も大切にしたいものです。
お持ちの着物にたくされた想いを時間を掛けてまとめていただきたい。そしてこの想いと素材を何にしたら良いか決めたいものです。作り終わってもまた、たんすの中にしまい込んだり、人に上げたりしないよう注意したいものです。出来れば普段の生活で装う洋服や使うものをお奨めします。

●留袖などの柄
総柄の場合は、柄に上下があるかを確かや型紙の上下に注意しながら配置します。大柄、飛び柄の場合は、体に布を当て顔写りの良い部分を衿元にしたり、全体の流れや柄の向きを考えて型紙を配置します。
●訪問着などの部分柄
柄がつづいてる部分で前身傾を裁ち、残りの柄をバランスよく配置して行く。
●小紋などの全体柄
着物全体に柄が施されており、花、格子、縞、曲線など様々です。柄合わせで注意することは、柄に方向性がある場合、大柄の飛び模様、不規則な柄などは、着物の柄合わせを生かすか、まったく新しく柄を配置するのかを考えます。 


●袷長着(スーツ・ワンピース・ジャケットなど)
和服では長着の材料を着尺と呼び、長着一枚分を一反人約12m)と言います。袷長着とは、表布と裏布の二枚で作られた着物のことです。この裏布は裾回し(裾裏)と胴裏から成っており、裾回しは前後四枚、おくみ二枚、衿先二枚の八枚から成るため「八掛」とも言います。裏布でも素材の良い錦紗や羽二重などは、ブラウスなどにリフォーム出来ます

●留抽(スーツやフォーマルのロングドレスなど)
留袖は、袖口、振り、衿、裾回しなどに比よくが付いています。比よくは二枚仕立てで、下着に相当するので、一般的に白地を使用します。素材はちりめんや羽二重なので、ブラウスなどにリフォーム出来ます。留袖には染抜きの紋が入るため、身頃に接ぎがあるものがあります。上記の長着には無い接ぎなので、この接ぎをふまえてデザインや裁ち方を考えます。また、絞を上手に配置するのもデザインの一つです。

●袷羽織(ジャケット・ブラウス・スカートなど)
袷羽織は、裾折り返しがあるので、見た目よりも用尺があります。ただ、仕立てによって裾折り返し分量もいろいろなので注意します。絵羽羽織は柄を生かして、ポイント柄のあるブラウスやジャケットにリフォームするの、も良いでしょう。

●長補絆(ブラウス・スカート・ジャケットなど)
長補絆は、ちりめんや羽二重など薄地で柔らかい素材なので、ブラウスなどに最適です。また、男物の長補絆には女物にはない独特な色や柄があるので、デザインの幅も広がります。

●丸帯
表裏を同じに織り上げた帯です。布幅も広くフレンチ袖のワンピースや、ジャケットなどにリフォーム出来ます。

●袋帯             、
表は柄、裏は無地になっている帯です。柄と無地を上手に組み合わせたデザインや、柄でベストを無地でスカートを作るのも良いでしょう。

●名古屋帯
柄は全通(総柄)、おたいこ柄、ワンポイント柄などがありますが、用尺が少なく折り目も付いているため、バックなどの小物に使用することをお勧めします。

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